重量ピエロ☆☆☆☆☆(映画)
伊坂幸太郎原作の重力ピエロ。初恋の人から薦められた小説を大学時代に読んだ。次の日にその人と話したくてあっという間に読んでしまい、頭に入らなかった。
だから、改めて社会人になってから映画を見てみた。大学時代の記憶は薄れていたが、とても面白い作品だった。
平和な生活の中で夫婦と子供一人で仲良く生活してきた。しかし、30件のレイプ魔から妻が強姦され、妻は妊娠してしまう。しかし、夫は、産むことに決め、家族4人で仲良く生きていく。
しかし、二男は、心の中で葛藤を抱く。周囲からレイプ魔の子どもと言われ、迷走していく。そんな中、落書き、放火などの事件が多発する。
気づけば、放火場所と過去のレイプの場所が同じだということに気づく。
二男は、生みの父を殺しにかかる。今までレイプの場所と同じ場所を放火してきた記事を送り続け、チャンスを与えてきたと。そして、殺した。
長男は、二男が自首しようとするのを止める。なぜか。お前ほどこのことを考えた人はいない。裁判官にも、検事や警察にもわかってもらう必要はない。わからないと。
そうかも知れない。わからない。