2015-01-01から1年間の記事一覧

カウンセリングを受けてきた

先日、さるところでカウンセリングを受けてきました。 1時間半の初回面接でしたが、あっという間の時間でした。 さすが、臨床心理士ということもあるというのか、話を聞いてくださるのが上手で、とても話しやすい時間でした。 さて、普段人の話を聞くこと、…

絶歌出版の感想 

平成9年に起きた神戸連続児童殺傷事件は、日本の少年非行の中でも、際立った事件の一つだと思う。 その少年が、最近だしたという本、「絶歌」 Amazon.co.jp: 絶歌: 元少年A: 本 アマゾンでは出版から4日で700件以上のレビューがついたりしています。 …

カウンセリングを受ける恐怖について

本日、初めてカウンセリングを受けてきました。 よく、性被害を受けると、警察などでまた性被害のことを根掘り葉掘り聞かれて、聞かれ方によっては二次被害を受けるという話を聞きます。 カウンセリングも二次被害ということがあり得るのだと感じました。 悩…

幕が上がる(小説)平田オリザ

青春だねぇ、これがまず感想です。 演劇部を舞台にした青春小説です。 作者の平田オリザ先生の授業をとっていたこともあり、読んでみました。 顧問の先生が変わるだけで部活は変わるのはやはり部活物語としてはありがちですが、青春物語の見どころはやはり青…

井垣康弘元裁判官、小学生連続殺傷事件の少年審判の決定文の全文が「文藝春秋」5月号に掲載された件について

いろいろ思うところはありますが、まずは、法律違反です。 これは全く否定する余地のないところです。神戸家裁は井垣氏を批判し、井垣しはこれに必要性を認めて、例外にあたるとしていますが、どのような必要性があったのでしょうか。 少年の成育歴を公開す…

限界のある仕事とそうじゃない仕事

私は、矯正関係の仕事をしながら弁護士を目指しています。その理由はとりあえずおいておいて、矯正関係の仕事は公務員です。 公務員と弁護士(自由業)の違いを考えた時、やはり、弁護士の方が魅力的です。 その理由は、公務員は、努力に対する対価が一定の…

自分の中のspecialityの扱いについて

対人関係を築くとき、どのようなものを築ければその人と良好な関係を築けてと言えるだろうか。 私は、それこそ秘密の共有だと思っている。それは意図的に誰かに秘密を共有することで仲良くなるのではなく、この人にならその秘密を言えるだろうな、その感覚が…

少年事件の付添人を目指すということ①

私は、現在矯正関係の仕事をしていますが、それを辞めて、付添人をする考えです。理由をいくつか追記します。 ①少年と一人の人間として長期間向きあうため。 少年事件では、警察、家裁調査官、裁判官、保護司、鑑別技官、法務教官等、多数の関係者が関わりま…