エロスと人生
最近、とみに思うのですが、未成年でやたらエロい女子いると思うんです。
めっちゃ危険ではないだろうか。
人生長いこと生きて来たら、いろんなものが身についてくると思うんです。
逆に、身につかなかったものも身につかないという形で身についているんだと思うんです。それがなければ、生きてこれなかったものの結晶なのではないだろうか。
年齢とともにエロスが出てくる人はいると思います。それは色気であったり、色香と呼ばれたり、いろいろだと思うんですが、なんだろ、あくまで年齢に伴うものであって、その年齢の人であれば持っていても不思議でないもの。だれでも持っているものではないかもしれないけれど。
未成年者からエロスを感じる時というのは、時に、極端な言い方をすれば、下品というのだろうか、年齢不相応なものと感じられるものである。過度なエロスだから、色香というか、惹かれるものではなく、ただ違和感を感じるものである。
きっと、未成年でありながら、エロスがなければ生きてこれなかったんだろうと思う。
そうすると、なんだか、哀愁が漂う異性は、インスタントな自己肯定感をえるために最良のものだから。
これは、一目でわかるエロスだから、緊密な異性間において放たれる色香とはまた違うと思うのだけれど。
そうすると、むやみやたらに誰にでもエロスを放つ必要があるかどうかの問題で、みんな一様にエロスを親密な人には出しているんだろう、とは思う。
ただ、ただ生きていくためだけにエロスは必要ではないだろう。